【お店ですぐ買える・処方せん不要】頭痛薬のおすすめ【基本】
「頭痛薬ってたくさんあるけど、何がどう違うのか全く分からない」
「頭痛薬の成分以外にも、色々入っている成分の違いは何？」
頭痛薬をどう選べばいいか、なかなか困りますよね。
ネットでも商品の説明ばかりで、違いが分かりずらいですよね。
誰かのおすすめの薬を買って飲んでも、効果はイマイチだったことありませんか？
頭痛薬はいろいろな要素で選ぶ必要があります。
薬の選択を間違うと
頭痛が止まらない
副作用で眠気や口の渇きが出る
胃の不快感が出る
など痛みが止まらないばかりが、かえって不快な副作用を経験することになります。
痛みにちゃんと効いてくれて、副作用が少ない、頭痛薬について解説します。
【基本】ドラッグストアや薬局ですぐに買える頭痛薬は、どれも３つのパートで成り立っています。
・頭痛薬の成分
・頭痛薬の効果を助ける成分
・頭痛薬の副作用を防ぐ成分
です。順番に大切なことだけをまとめます。
・頭痛薬の成分
おすすめの成分３つ 成分名（商品名）
・ロキソプロフェン（ロキソニンなど）
・イブプロフェン（イブ・ブルフェンなど）
・アセトアミノフェン（カロナール・タイレノールなど）
※お薬には成分名と商品名の２つがあります。
探すときは、成分名なのか商品名なのか間違わないようにしましょう。
成分表示はだいたい箱の裏側にあるか、ネットでも表示がしてあります。
鎮痛の効果は
ロキソプロフェン ＞ イブプロフェン ＞ アセトアミノフェン
痛み止めの代表的な副作用である胃腸障害の起こりやすさは
ロキソプロフェン ＞ イブプロフェン ＞ アセトアミノフェン
つまり、鎮痛効果が強いほど、胃腸障害は起こりやすくなります。
痛み止めで胃が苦しくなったことがない人は、ロキソプロフェンでも良いでしょう。
そしてイブプロフェン以下でも効果があれば、弱い方が体に優しいです。
胃腸が弱い人は、アセトアミノフェンやイブプロフェンが無難です。
★ロキソニンでも、ボルタレンでも効かない頭痛には、こちら。（イスクラ虚証の頭痛）
薬を飲んでから効き始めるまでの時間
ロキソプロフェン（約３０分～１時間）
イブプロフェン（約１～２時間）
アセトアミノフェン（約１～３時間）
痛み止めは速やかに効いてほしいものです。
一番効果が早く現れるのはロキソプロフェンです。
半面、効き目が早く現れるということは、持続時間が短いということです。
効き目が切れてまた痛くなるのが我慢できない場合は、長い時間効く薬を選択することもいいでしょう。
痛み止めの成分はこれ以外にも、ほかの成分としてアスピリンも有名です。
効き目が出てくる時間も早く、根強いファンがいます。
私は服用したことのある人であればすすめます。
もしも飲んだことがなければ副作用でアレルギーや喘息・胃潰瘍が問題となりやすいため、おすすめしません。
・痛み止めの効果を助ける成分
アリルイソプロピルアセチル尿素
イライラした後に頭痛がひどくなることはありませんか？
イライラをひどくさせないことで、痛みの増強を防げることがあります。
この成分は一種の鎮静薬で、気持ちを静める作用があり【眠気が出やすい】です。
そのため脳の活性化効果を持つカフェインがお薬に一緒に配合されていることが多く、眠気が出すぎるのを抑えます。
それでも眠気が出てしまう人は、運転前や注意を要する作業を行う際は十分に気を付けましょう。
眠気が出やすい方が風邪による頭痛で風邪薬のパッケージに頭痛と記載がある薬を飲むときは、抗アレルギー成分が入っていないかも確認が必要です。眠くなる成分として総合感冒薬に入っている抗アレルギー成分が眠気を起こすことがあります。
★眠くならない風邪の頭痛薬は、こちら（イスクラ実証の頭痛：３色の風邪）
無水カフェイン
カフェインは軽い片頭痛に効果があります。
上の眠くなる成分の副作用を抑える働きを期待して一緒に入っている場合もありますが、カフェイン自体にも痛みを抑える効果が期待できます。
眠くなるのが嫌だけど、軽い片頭痛にも効かせたい場合、私ならアリルイソ～の入っていない薬を選び、一緒にコーヒーなど飲みカフェインも同時摂取します。飲み合わせは大丈夫です。
・頭痛薬の副作用を防ぐ成分
酸化マグネシウム
便秘症で処方されるお薬として有名ですが、胃酸を中和する作用も持っています。
痛みを抑える成分は、胃の血流を悪くします。
そうすると、胃の壁を守る胃の粘液の分泌が悪くなり胃の粘液の層が薄くなり、ときには胃壁がむき出しになります。
そして、胃壁に胃酸が直接触れて壁を溶かし、胃痛や胃の不快感が現れます。
そこで酸化マグネシウムのような胃酸中和の薬は胃酸の量を減らし、むき出しになった胃の壁を攻撃する力を弱くすることができます。
「胃に優しい」という文言が入ったパッケージには胃酸中和の成分が入っていることが多いです。
どうしても胃酸をもっと強力に抑えたい場合は、胃酸の分泌自体を抑えるお薬も市販されているものがあります。
★痛み止めで胃の痛みが起こりやすい方は、こちら。（ガスター・ファモチジン）
以上をまとめます。
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